ここでは、世界で流通している主だった高金利通貨に対して、
◇S&P発行体格付け (外貨建て)
◇政策金利
◇概要 (国・通貨)
といった項目で解説しています。また、基本的に政策金利5.0%以上を高金利と(勝手に)認定しています。
FXで投資可能な通貨のみに絞ってありますので、FX投資の参考にどうぞ。
■高金利通貨表 2008/09/11 調べ
| 通貨名 (通貨コード) |
発行国 |
S&P格付け | 政策金利 |
|---|---|---|---|
| 概要 | |||
| 豪ドル (AUD) |
オーストラリア | AAA | 7.00 % ↓ |
| 通称オージードル。資源国通貨の代表的存在。 先進国、かつカントリーリスクが少ないので、高金利通貨の中では安心感がある。 レートはコモディティ価格の影響を受けるが、原油よりも金や鉄鋼価格に左右されやすい。また、資源を使う側、即ちアメリカや中国の経済状況にも左右される。 政策金利は定常的に高め。ただし最近は自国経済鈍化により7年ぶりに利下げを断行。さらなる追加利下げも予想されている。 |
|||
| NZドル (NZD) |
ニュージーランド | AAA | 7.50 % ↓ |
| 通称キウイドル。ハードカレンシー(流通性の高い通貨)としては最高金利を誇る。地理的にオーストラリアに近いため、レートは豪ドルとの相関が高い。 高金利故に投機資金が集中し、対ドルレートはニュージーランド政府の想定以上が定常的となっている。 主産業は酪農だが、食料品価格よりも投資家のリスク許容度に振り回される傾向が強い。 政策金利は定常的に高め。しかし近年NZ経済がリセッションに陥り、利下げ局面入りしている。 |
|||
| 英ポンド (GBP) |
イギリス | AAA | 5.00 % ↓ |
| 通称ケーブル。米ドルの前のキーカレンシー(基準通貨)。 レートが急騰・急落することで有名で、殺人通貨の異名を取る。但し、変動率自体は高金利通貨の中では低め。 政策金利は定常的に高めだが、近年は経済状況の悪化から段階的に利下げ。5.00 %台を辛うじて維持している。 |
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| ノルウェー クローネ (NOK) |
ノルウェー王国 | AAA | 5.75 % → |
| 通称ノック。北欧の産油国、ノルウェーの通貨。 ノルウェーは北海油田を有し、世界第三位の産油国である。そのため、ノックのレートは原油価格の影響を強く受ける。 EUには加盟していないため、ユーロ導入による通貨消失リスクは無い。 近年の原油高を背景に金利引き上げを行い、ついに英ポンドの政策金利を逆転。最高値を更新し続ける原油高を背景に、目下破竹の勢いである。 |
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| アイスランド クローナ (ISK) |
アイスランド共和国 | A | 15.50 % → |
| 北大西洋に浮かぶ島国、アイスランド共和国の通貨。 漁業や金融業が盛んであり、小国ながら国際競争力の強い国家。外貨獲得のため、規格外の高金利を維持している。 エネルギー自給率が高く、あまり資源価格に左右されない。最大変動要素は、その高金利が招く投機資金か。 政策金利は定常的に高めだが、割と上下に動きやすい。最近はクローナ安が進んでいおり、スワップ逆転現象も起きている。 |
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| ポーランド ズロチ (PLN) |
ポーランド共和国 | A- | 6.00 % ↑ |
| 中東欧の成長株、ポーランド共和国の通貨。またの名をポーランドズウォティ。 経済成長目覚しく、ポーランドズロチは東欧通貨としては最大の流通量を誇る。 ポーランドはEU加盟国であり、2009年にユーロを導入すると明言している。従って、将来的にズロチとの通貨ペアは強制決済の可能性あり。 政策金利は定常的に高めだが、ユーロ導入の可能性を考えると悩ましい。 |
|||
| ハンガリー フォリント (HUF) |
ハンガリー共和国 | BBB+ | 8.50 % → |
| 経済発展中の東欧国家の1つ、ハンガリーの通貨。 食料生産力と資源埋蔵量に優れた国だが、財政赤字+経常収支という双子の赤字持ち。 EUに加盟しているが、現在は赤字財政のためユーロ導入を見送られている。しかし、将来的にユーロ導入を見据える必要あり。 インフレ率が高いため、周りの東欧諸国に比べて金利水準は定常的に高め。 |
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| 新トルコリラ (TRY) |
トルコ共和国 | BB- | 16.75 % → |
| ヨーロッパとアジアの架け橋、トルコ共和国の通貨。 過去にハイパーインフレを引き起こし、新通貨として新トルコリラを発行した。現在の高金利はそれを引きずっているが故とも言える。しかし現在は立ち直りつつあり、VISTAの一国として成長が期待されている。 地政学的リスクは高く、最近ではイラクのクルド自治区に侵攻。他、宗教リスクも内在する新興国らしい国。 EU加盟を目指してはいるが、その障害は多く加盟には至っていない。また、至るまでの道は相当困難なものと思われる。 政策金利は定常的に高め。一時は金利下降傾向であったが、最近のインフレ邁進により段階的な利上げを行っている。 |
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| メキシコペソ (MXN) |
メキシコ合衆国 | BBB+ | 8.25 % ↑ |
| Next11の一角、メキシコ合衆国の通貨。 1994年に通貨危機を起こしているため、信用度はイマイチ。しかし最近は経済的に立ち直り、南米ではブラジルに次ぐ成長を期待されている。 産油国なので原油価格に左右され、かつ地政学的にアメリカ経済にも左右される。カナダとイメージが被るが、あまりレートに相関性は無い。 政策金利は定常的に高め。対円レートが低く、小額から投資し易い。近年は過去最高とも言われるインフレを背景に、段階的利上げを実施中。 |
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| ランド (ZAR) |
南アフリカ共和国 | BBB+ | 12.00 % → |
| 南アフリカ地方随一の経済大国、南アフリカ共和国の通貨。 金やプラチナ、ダイヤといった鉱山資源が豊富。また、近年特に需要が旺盛なレアメタルの産地としても有名。これら鉱山資源価格、特に金価格はランドのレートに大きな影響を及ぼす。 VISTAの筆頭としてBRICsに次ぐ成長を期待されているが、治安の悪さ・失業率・HIV感染率の高さと、多くの問題を内包している。 政策金利は定常的に高め。対円レートが低く、小額から投資し易い。但し、最近インフレ率の低下により利上げストップ観測あり。 |
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| 地域名 | 通貨コード |
|---|---|
| オセアニア | AUD、NZD |
| ヨーロッパ | GBP、NOK、ISK、PLN、HUF、TRY |
| 南米 | MXN |
| アフリカ | ZAR |
■高金利通貨 FX投資について
オージードル・キウイドル・ケーブルに関しては、ハードカレンシー故にどのFX業者でも取引できます。最近はランドを取り扱う業者も増えてきました。
他ソフトカレンシー(流通量の低い通貨)は、SAXO系業者かヒロセ通商のLION FX
SAXO系 アストマックスFX
◇TRYJPY :5,000通貨単位
◇MXNJPY :5,000通貨単位
を無料&ミニマムチャージ無しで取引可能。LION FX
◇NOKJPY:10,000通貨単位
◇PLNJPY :1,000通貨単位
◇HUFJPY :100,000通貨単位
◇TRYJPY :1,000通貨単位
◇MXNJPY :10,000通貨単位
◇ZARJPY :1,000通貨単位
が無料で取引できます。
また、LION FXにはUSDHUFやUSDZAR、さらにUSDCHFやUSDSGDといった通貨ペアが豊富に揃っています。そのため、これらを同単位でロングショートすれば合成ペアとしてHUFCHF、ZARSGDなどを簡単に作成することが可能です。
無論、国内最高通貨ペア数を誇るアストマックスFXであれば、CHFZARやCHFTRYなどもストレートに投資可能です。
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