ここでは、FXによるドル・コスト平均法を実践するための手法を解説しています。
ちなみにドル・コスト平均法とは
◇一定期間ごとに一定額を同じ資産に投資する投資法
です。これにより
◇平均購入コストの引き下げ
◇時間分散効果
と、2つのメリットを享受することができます。
このドル・コスト平均法最大のポイントは「一定額」という部分。ここで言う一定額というのは、買い付ける金額を指します。
例えば1万ドルを一定期間ごとに買い付けてはドル・コスト平均法にはならず、時間分散の効果しか得られません。
ドル・コスト平均法を実践するには、買い付け金額を固定せねばなりません。先の例で言えば、1万円で買えるだけのドルを、一定期間ごとに買い付ける。こうすることで真のドル・コスト平均法が成されるのです。
そしてFXでは通常、買い付け単位は外貨を1000 or 1万通貨単位です。これにより、FXによるドル・コスト平均法は不可能だと思っていました。
しかし最近知ったのですが、アストマックスFX
これならば、FXによるドル・コスト平均法が実践できそうです。
これプラス、元々購入単価が低く金利の高いメキシコペソ円(MNXJPY)を選べば鬼に金棒。これが
◇ペソ・コスト平均法
です。
■ペソ・コスト平均法 実践マニュアル
1.まずアストマックスFX
2.投資する一定期間・一定額とレバレッジを決定する。
3.「 (一定額 + 蓄積スワップ益) × レバレッジ ÷ MXNJPYレート 」ペソを一定期間ごとに購入する。
たったこれだけ。これだけでスワップ益による複利運用効率を最大にしつつ、メキシコペソ円をドル・コスト平均法の理論に基づいて投資できます。
試しに期間を1月・額を2万円・レバレッジ3倍として
A.ペソ・コスト平均法
B.毎月2万円で5000ペソ
C.毎月レバレッジ3倍で5000ペソ
上記3パターンにおける、過去1年間の平均購入コストを比較してみましょう。
| MXNJPYレート | A ペソ・コスト 平均法 |
B 2万円で 5000ペソ |
C レバレッジ3倍で 5000ペソ |
|---|---|---|---|
| 10.96 円 | 20,000 円 5477 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
18,258 円 5000 ペソ |
| 10.72 円 | 20,000 円 5596 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
17,870 円 5000 ペソ |
| 10.96 円 | 20,000 円 5472 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
18,273 円 5000 ペソ |
| 11.28 円 | 20,000 円 5318 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
18,803 円 5000 ペソ |
| 11.44 円 | 20,000 円 5245 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
19,065 円 5000 ペソ |
| 10.85 円 | 20,000 円 5529 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
18,085 円 5000 ペソ |
| 10.54 円 | 20,000 円 5691 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
17,572 円 5000 ペソ |
| 10.50 円 | 20,000 円 5716 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
17,493 円 5000 ペソ |
| 10.64 円 | 20,000 円 5641 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
17,727 円 5000 ペソ |
| 9.84 円 | 20,000 円 6096 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
16,405 円 5000 ペソ |
| 10.35 円 | 20,000 円 5796 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
17,253 円 5000 ペソ |
| 9.82 円 | 20,000 円 6109 ペソ |
20,000 円 5000 ペソ |
16,368 円 5000 ペソ |
| 平均レート 10.66 円 |
240,000 円 67688 ペソ |
240,000 円 60000 ペソ |
213,173 円 60000 ペソ |
| 平均購入コスト | 1ペソ 10.64 円 | 1ペソ 12.00 円 | 1ペソ 10.66 円 |
■検証
上表から、1ペソ辺りの平均購入コスト(レート)が一番安いのはAパターンであることが分かります。
パターンAのいい所は、投資額を一定化しつつレバレッジ管理が行えるということです。
パターンBの場合、結果としてはレバレッジが2.665倍となり、他と比べてローレバレッジとなります。
しかしこれはたまたまレート遷移が下向きだったからで、もし仮にレートが上向き(11.5など)の場合はレバレッジが高くなってしまいます。
投資額は一定化できますが、レバレッジ管理し辛い方法なのです。
パターンCの場合、レバレッジは3倍に保たれますが、レートが高騰すると投資額もそれに応じて大きくなってしまいます。
パターンAならば、レートが大きくなっても投資額は一定で済みますし、レバレッジも設定通りで固定されます。
さらに購入コストも安上がりときていますので、申し分ない投資方法と言えるでしょう。
ちなみに、今回採用した一定額2万円レバレッジ3倍という数値は、メキシコペソ円投資における最適値の1つとして私が勝手に設定したものです。
メキシコペソの対円レートは過去3年、9.00〜11.50の範囲内で収まっています。これは5000通貨レバレッジ3倍の運用ならば、15000円〜19000円の範囲に収まることを示しています。
ここから黄金ナンバーである2万円という金額が導き出されます。
メキシコペソ円はレート変動が他高金利通貨と比べて穏やかなので、レバレッジ4倍位までは耐えられるかもしれません。この場合、一定投資額を15,000円まで引き下げられるので、さらに小額での投資が可能となります。
ちなみに、政策金利7.50%、1万通貨あたりのスワップ18円であれば、レバレッジ3倍なら年率20.8%、レバレッジ4倍なら年率27.7%となります。
さて、メキシコペソ円はレートが低いため、このような小額から月々でのコスト平均法が可能です。他通貨、例えばキウイ円などでは10万円単位の投資額となるため、現実的ではないのです。
この「小額から月々」というのは、複利を考えた場合、とても重要になってきます。
1回の投資額が大きい場合、年単位の複利運用しかできません。しかしメキシコペソ円であれば、サラリーマンの小遣いでも1月単位で投資できます。これは即ち、月単位の複利運用が可能ということです。
レートが低く高スワップ、さらにドル・コスト平均法&複利運用効果の高いメキシコペソ円。
検討するに値する通貨ペアだと思います。
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