昨日のNY株式市場は下げ渋り、ドル安にも多少の歯止めが掛かりました。
そして、今夜は今後の行方を決定するであろう
◇米FOMC政策金利発表 (27:15)
が予定されています。
27:15というと日本では朝方の3:15です。健全な日本人がどうこうできる時間ではありませんな。
さて、今回も金利引き下げは間違いない所ですが、その下げ幅は直近の騒動により大きく割れています。
1週間前までは0.50%という声が大半でした。
株安が進んだ先週末になると、0.75%が主流になりました。
そしてベアー・スターンズの事実上倒産騒ぎ後は、なんと1.00%利下げの声が多く聞かれるようになりました。
ま、どの予想が当たるにしろ、これで米ドル金利は0.25%以下になることがほぼ決定的となった訳です。つまり、低金利通貨であるスイスフランの2.75%を下回ります。
パリティをあっさり突破したドルスイスを中心に、さらなるドル安が進行するんじゃないでしょうか?
日本円の0.50%よりはまだ高いのですが、じゃあスイスフラン円ロングに魅力があるか? と問われるとNOな訳で、それより金利差が縮まるドル円が暴落するのも仕方ないな、といった感じです。
本日はFOMCの他、米大手金融(リーマンブラザース、ゴールドマンサックス)の決算発表が予定されています。
FOMC前ということであまり動きはないかもしれませんが、ベアー・スターンズ級のネガティブサプライズがあると、FOMCどころではなくなる可能性もゼロではありません。
ここを無事に越すことで、ようやくFOMCにたどり着く訳です。金利下げ幅とそれを受けた米株式市場動向も気になりますが、最大の焦点は声明文から今後の対応を探ることではないでしょうか? つまり
◇公的資金注入はあるのかないのか?
です。今は頑なに資金注入拒否の姿勢を見せるブッシュ陣営ですが、その姿勢に変化があるかどうか。
遅かれ早かれ公的資金注入は避けられない、というのがコンセンサスなようですが、それを脅迫するような暴落市場はどうかな? と個人的には思ったりします。
新銀行東京を都民の血税で助けるようなもので、アメリカ国民が公的資金注入にどの程度理解を示しているのか? これをすると支持率がガタ下がりするからこそ、ブッシュ陣営は拒否姿勢なのでは?
そこんところが知りたいな、と思う今日この頃です。どちらにしろ、公的資金注入に期待しての投資はやめた方が良いのでしょう。
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