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前のページ /  次のページ  2014/05/31

スコアの算出項目を追加

arrow TOP株式格付け>スコアの算出項目を追加


■シーゲルスコアの追加点


シオン
「先輩。一つお知らせがあります」
かに
「おう、どうした?」
シオン
「シーゲルスコアとバフェットスコアに対して、幾つか算出項目を追加しました」
かに
「ふむ。具体的には?」
シオン
「まず、シーゲルスコアに追加した項目は以下2つです」

■シーゲルスコア
 ・配当性向の設定
 ・DOE(株主資本配当率)の設定

アリア
「この2つにはどんな意味があるんですか?」
シオン
「まず『配当性向の設定』は、IR(投資家向け広報)情報できちんと配当性向を設定していれば、スコアの加点となります」
かに
「それが何故加点に繋がるのだ?」
シオン
「配当性向の設定は、企業側の、株主に対する還元意識の高さを表していると考えられるためです」
かに
「成程」
セバスチャン
「でも、配当性向を設定してない企業なんてあるのかニャ?」
メルル
「ある調べによりますと、配当性向を設定している企業は全体の40%程度だそうです」
セバスチャン
「40%かニャ? 思った以上に少ないニャ~」
シオン
「ええ。国内企業の株主還元意識の低さの一端が垣間見える内容です」
アリア
「だからこそ、ちゃんと設定してると加点されるんですね」
かに
「ふむふむ。で、次は『DOE(株主資本配当率)の設定』か。……DOEって何だ?」
シオン
「DOEとは、配当を従来のEPS(一株当たり利益)では無く、BPS(一株当たり純資産)を基準とする考えのことです」
かに
「……いまいちよー分からん」
シオン
「では、例を上げて説明しましょう」



EPS
(一株当り利益)
BPS
(一株当り純資産)
ROE
(株主資本利益率)
2003
49.7
692.7
7.2%
2004
131.0
762.3
17.2%
2005
157.7
844.6
18.7%
2006
134.9
911.1
14.8%
2007
104.0
954.6
10.9%
2008
113.9
1003.2
11.4%
2009
111.7
1039.7
10.7%
2010
118.6
1114.2
10.6%
2011
118.0
1169.7
10.1%
2012
111.9
1220.8
9.2%
2013
119.5
1308.9
9.1%
2014
112.1
1360.9
8.2%


シオン
「この表のEPSとBPSにご注目下さい。それぞれ、どのような特徴があると思いますか?」
かに
「特徴? ……EPSは増えたり減ったりしてるな」
セバスチャン
「逆にBPSは順調に増えてるニャ」
シオン
「その通りです。つまり、従来のEPSを基準とした配当には、どうしても配当支払額が安定しないという欠点があります」
かに
「ああ成程。安定的なBPSを基準にすれば、配当も安定的に支払われるって訳か」
シオン
「はい。配当を安定して得たい場合、DOEという考え方は非常に優れたものとなります」
かに
「それは有り難いな」
シオン
「ただしDOEを採用した場合、EPSが大きく向上、つまり企業の利益が大幅に上がったとしても、配当にその利益は反映されません」
かに
「良いところばかりでは無いということか」
シオン
「ええ。しかしDOEの採用は、こちらも株主還元意識の高さを表すとして、スコアに加点(小)されます」
アリア
「そのDOE? を採用してる企業って、どれくらいあるんですか?」
メルル
「こちらもある調べによりますと、DOEを採用している企業は全体の5%に満たないそうです」
セバスチャン
「5%とは、これまた少ないニャ~」
シオン
「今はまだ認知度が低いですが、今後広まっていく考え方だと思われます」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



■バフェットスコアの追加点


シオン
「では次にバフェットスコアですね。こちらは、以下4つの項目を追加しました」

■バフェットスコア
 ・ROE(株主資本利益率)目標値の設定
 ・自社株買いの実施
 ・自社株消却の実施
 ・対TOPIX指数との優劣

かに
「こっちは随分と追加したな」
アリア
「ROEって、確かウォーレン・バフェットさんが一番重要視してるヤツですよね?」
シオン
「ええ。最近、日本でもこの指標を重視する企業が増えてきています」
かに
「で、そのROEを目標値に設定してる企業にスコアが加点されるってことか」
セバスチャン
「でも、その目標値ってどこに書いてあるのかニャ?」
シオン
「大体は、その企業のHPの『中期計画』に記されています」
セバスチャン
「……いちいち、企業のHPを見て回るのかニャ?」
シオン
「勿論です。他にも、決算短信や有価証券報告書、その他IR情報には全て目を通します。でなければ格付けなど出来ませんからね」
セバスチャン
「……御苦労さんだニャ」
かに
「で、次は『自社株買い』と『自社株消却』か。自社株買いは聞いたことがあるな。これもバフェットが重要視していたはずだ」
アリア
「でも、自社株消却は聞いたこと無いですね」
シオン
「順を追って説明していきましょう。まず自社株買いは文字通り、自社の株式を企業自身が買うというものです」
かに
「ふむ。これにより世の中に出回っている株式の総数が減って、EPSが上がるんだよな?」
セバスチャン
「結果的に、配当もROEも上がるニャ」
シオン
「基本的にはその通りです」
アリア
「基本的には?」
シオン
「ええ。実は自社株買いは、その株式を企業がどのように扱うかによって、効果が変わってくるのです」
かに
「ほうほう?」
シオン
「まず一つが、買った自社株を『金庫株』として企業側が保有し続けるケースです」
かに
「保有し続ける? ……ってことは、世の中に出回っている株式の総数は減らないということか?」
シオン
「いえ。世の中に出回っている株、つまり『発行済株式数』には『自己株式数』はカウントされません」
メルル
「つまり、金庫株の場合でも発行済株式数は減ると言うことですね」
かに
「では、金庫株のケースは何か問題があるのか?」
シオン
「金庫株の場合、その株式を企業が市場に売却できるのです」
セバスチャン
「ニャ? ……じゃあ、発行済株式数が元に戻るってことかニャ?」
シオン
「はい。そうなると、その時点で向上していたEPSも元に戻ってしまいます。あくまでも、企業側が金庫株を売却すれば、ですが」
かに
「ふむ。自社株買いしただけでは安心できんという訳か」
アリア
「ひょっとして、その可能性を無くすのが自社株消却なんですか?」
シオン
「ええ、その通りです」
かに
「消却ってことは、今度こそ、世の中に出回っている株式の総数……発行済株式数だったか? それが永久に減るってことだな?」
シオン
「ええ。この時点で、EPSの向上が確定する訳ですね」
かに
「ふむ。だから自社株買いだけでなく、自社株消却もスコア加点の対象という訳か」
シオン
「はい。自社株買いだけでなく、消却もセットになっていることが、より望ましいということですね」
アリア
「なるほど~。それで、次の『対TOPIX指数との優劣』は?」
シオン
「これは単純に、過去10年間のTOPIX指数と比較して、株価の上昇がTOPIX指数を上回っているかどうかです」
かに
「当然、上回っていれば加点なんだよな?」
シオン
「はい」
セバスチャン
「これって、比べる意味ってあるのかニャ? いや、上回ってた方がいいってことは分かるんだけどニャ」
シオン
「これは、ROEの高さやEPSの上昇が、きちんと市場価格、つまり株価に反映されているかどうかを調べるためのものです」
かに
「あー、確かに、いくら数値上の成績が良くても、それが株価に反映されてなけりゃ意味無いもんな」
シオン
「はい。短期間で下回っていれば買い場となるのですが、10年という長期でTOPIXを下回る場合、何らかの問題があるかと」
かに
「ふむふむ」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



■総括


シオン
「以上で、今回の追加項目の説明は終了です」
かに
「うむ、ご苦労さん。これで、より正確な株式格付けが出来るってもんだな(満足気)」
アリア
「じゃあ早速、次の株式を調べてみましょっか♪」
かに
「おう!」




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