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前のページ /  次のページ  2014/06/13

HDVの管理報酬が大幅引き下げ!(0.40%⇒0.12%)

arrow TOP雑記>HDVの管理報酬が大幅引き下げ!(0.40%⇒0.12%)


■米国投資の最有力候補か


シオン
「先輩。一つ、朗報があります」
かに
「随分と唐突だな。どうした?」
シオン
「ETF運用会社の最大手であるブラックロックが、2つのETFの管理報酬を6/12付で引き下げるそうです」
かに
「ほほう」
アリア
「かんりほーしゅー?」
シオン
「投資信託における、信託報酬と同義のものです。年間に掛かる費用(コスト)ですね」
アリア
「…………低ければ低いほど良い?」
シオン
「その通りです。なお、管理報酬を引き下げるのは以下2つのETFとのことです」

■米国クレジット債券ETF
 変更前 :iShares Credit Bond ETF(CFT)
 変更後 :iShares Core U.S. Credit Bond ETF(CRED)
 管理報酬:0.20% ⇒ 0.15%

■米国高配当株ETF
 変更前 :iShares High Dividend ETF(HDV)
 変更後 :iShares Core High Dividend ETF(HDV)
 管理報酬:0.40% ⇒ 0.12%

かに
「……ふむ。高配当ETFは大きく引き下げたのだな。だがコレ、米国上場のETFだろ?」
セバスチャン
「米国上場のETFは手数料が高いからニャ。貧乏投資家の旦那さんには縁の無い話だニャ~」
かに
「大きなお世話だ。だがセバスチャンの言うことにも一理ある。このニュース、吾輩の投資に何か関係あるのか?」
シオン
「実は米国高配当株ETFの方は、日本にもJDR(Japanese Depositary Receipt)の形で上場しているのですよ」
メルル
「ティッカーは1589ですね」
かに
「ほー。それは初耳だな」
アリア
「JDR?」
シオン
「分かり易く言うと、海外株式・ETFといった有価証券を、国内の証券取引所で売買できるようにしたものです」
かに
「つまり、国内の株式と同じ手数料で取引できるってことだな?」
シオン
「はい。さらに海外株式・ETFのような為替手数料も発生しません」
アリア
「へー。言いことづくめですね♪」
シオン
「まあ、JDRにはまた別の欠点があるのですが、まずは米国高配当株ETFについてです」
かに
「うむ。そんな便利なもんがあるなら、何故に今まで教えてくれなかったんだ?」
シオン
「理由は3つあります。順を追って説明していきましょう」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



■理由その1:米国株価は高値圏にある


シオン
「まず理由の一つは、米国の株価が高値圏にあることです」
セバスチャン
「あー、確かに米国の株価は絶好調みたいだもんニャ~」
かに
「ダウ平均は連日の高値更新中だからな」
シオン
「ええ。ですが米国株式、特に高配当株式には多くの魅力があります」
かに
「ほほう。どんなところが?」
シオン
「米国企業は国内企業に比べて、以下のような点で株主還元意識が高いのです」

■株主資本利益率(ROE)が高い
■配当利回り・配当性向が高い
■連続増配企業が多い
■自社株買いに積極的

かに
「……なんじゃこりゃ。吾輩が探し求める株式の前提条件を、ほぼ満たしているではないか」
アリア
「さすがはシーゲルさんとバフェットさんが生まれ育った国ですね~」
メルル
「ROEに関しては、国内企業さんの平均が6%程度に比べて、米国企業さんは20%を超えるそうですわ」
かに
「20%!? ……吾輩が今投資している企業で、一番高いROEは?」
メルル
「最新の数値ですと……日本たばこ産業さんのROEが17.1%です」
かに
「に、日本たばこ産業でさえ米国平均に届かないのか……」
シオン
「このROEの絶対的格差が、国内ではバフェット銘柄は存在しないと言われる由縁ですね」
かに
「うーむ。これは高配当株式に関しては国内だけでなく、米国にも手を広げるべきだなぁ」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



■理由その2:管理報酬が高かった


シオン
「第2の理由として、管理報酬が割高だったことが上げられます」
かに
「これは今回の引き下げで解消した訳だな? しかし、0.40%ってそんなに割高か?」
セバスチャン
「そうだニャ。国内の投資信託とかETFはもっと高コストだニャ」
シオン
「確かにその通りです。しかし米国ETFとしては、これでも高い方なのですよ」
かに
「そうなのか? 流石、米国は投資先進国だな」
シオン
「もっとも、その要因の大半はバンガードにあるのですが」
かに
「バンガード? ……確か、米国の投資信託やETFを運用する会社だな」
シオン
「はい。ETFの世界シェアで第三位であり、他の追随を許さない低コストが特徴ですね」
かに
「そんなに低コストなのか?」
シオン
「ええ。例えば、同じ米国高配当株に投資するETFはこのようになっています」

■Vanguard High Dividend Yield ETF(管理報酬 0.10%)
■Vanguard Dividend Appreciation ETF(管理報酬 0.10%)

かに
「……うーむ、これは低コストだな(汗)」
セバスチャン
「確かこれじゃあ、0.40%が高く感じるのも仕方ないニャ」
アリア
「バンガードって、投資家にとっても優しい会社?」
シオン
「ええ。もっとも、ブラックロックもバンガードを意識してなのか、最近は管理報酬の引き下げを打ち出しています」
かに
「価格競争、大いに結構。得するのは吾輩たち投資家だからな」
セバスチャン
「それでも、まだiSharesの方が0.02%高いニャ~」
かに
「iSharesの方は国内で取引してるから、手数料の差で十二分にペイできる程度の差だろう」
シオン
「そうですね。あと実は、iSharesのHDVには他の高配当ETFには見られない、ある特徴があるのです」
かに
「ある特徴?」
シオン
「HDVは、モーニングスター配当フォーカスという指数に連動するETFなのですが、その投資対象は以下となっているのです」

■ビジネス構造、独自性の面で持続的競争力が高い企業
■将来的なデフォルトの可能性が低い企業
■上記2つを満たす企業の内、上位75銘柄が投資対象

かに
「うむ? この一番上の条件ってのは……」
アリア
「バフェットさんの教えそのまんまです!」
セバスチャン
「しかも高配当とくれば、これはまさに旦那さんの投資対象にドンピシャリじゃないかニャ?」
かに
「そのようだな。ちなみに、実際にはどういう企業に投資してるんだ?」
メルル
「少々お待ちください。…………以下が上位10社です。これだけで全体の60%を占めるそうですわ」

1. AT&T
2. シェブロン
3. J&J
4. フィリップモリス
5. P&G
6. ファイザー
7. メルク
8. インテル
9. アルトリア
10.コカコーラ

アリア
「コカコーラって、バフェットさんが投資してましたよね? それと、アルトリアはシーゲルさんお勧めでした」
セバスチャン
「フィリップモリス、J&J、P&G、ファイザーもシーゲル銘柄だニャ」
メルル
「メルクさんも製薬会社ですので、シーゲル教授の推奨セクターであるヘルスケアに属しますね」
シオン
「AT&Tはこれからも人口増加が続く米国の通信最大手、シェブロンは世界第四位の石油メジャーです」
かに
「……こりゃ凄いな。10銘柄中、9銘柄が吾輩の投資対象にヒットしてる訳か」
アリア
「これ、アメリカの株価が下がったら絶対に買わなきゃですね♪」
かに
「うむ。これは覚えておこう」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



■理由その3:税金問題


シオン
「ところが、そうも言っていられない問題があります。それが第三の問題、税金です」
かに
「税金? NISA口座で投資すれば非課税だろう?」
アリア
「……NISAって?」
メルル
「小規模投資非課税口座と言って、年に100万円の投資までなら、そこで生じた利益に対して税金が免除される制度ですわ」
アリア
「……良く分からないけど、お得ってことだよね?」
メルル
「そ、そうですわね(汗)」
シオン
「残念ながら、NISAだけでは全ての税金を免除とはいかないのです」
かに
「なぬ?」
シオン
「それがJDR特有の問題なのですが、実はJDRの配当には、海外配当課税が掛けられるのです」
かに
「……海外の課税に対しては、NISAも無力ということか?」
シオン
「はい、残念ながら」
かに
「むう……。それは業腹だが、このETFの魅力は税金を差し引いても余りあると思うぞ」
セバスチャン
「ちなみに、その課税は何%なのかニャ?」
シオン
「……30%です」
かに
「さ、さ、さ、30%だーっ!?」
アリア
「……高いの?」
メルル
「はい。国内における配当課税は20%です。もっともこれは、NISA内であれば非課税になるのですけれど」
かに
「ちょ、ちょっと待て! 海外株式の配当ってのはそんなに課税されるもんなのか!?」
シオン
「いえ。海外株式・ETFに直接投資した場合、その配当に対する海外配当課税は、米国の場合ですと10%です」
かに
「じゃあなぜHDVは30%なんだ!? おかしいだろ!?」
シオン
「正確には、HDVに投資すれば、海外配当課税は10%です」
かに
「……どーゆーことだ?」
シオン
「海外配当課税として30%が課せられるのは、JDRとして取引する『iShares米国高配当株ETF(1589)』なのです」
かに
「……良く分からんぞ。HDVを国内証券取引所で取引できるようにしたのが、iShares米国高配当株ETF(1589)なんだろ?」
シオン
「はい。ですが、JDRという形を取ってしまうと、海外配当課税が30%になってしまうのです」
かに
「んな理不尽な……。元が同じだってのに、JDRというだけで税金が20%も増えるってのか?」
シオン
「その通りです。……JDRという制度自体の問題ですね」
セバスチャン
「せっかくの高配当ETFなのに、税金で配当が30%も削られるのは痛すぎだニャ~」
メルル
「シオン様。確か海外配当課税は、外国課税控除を受ければ、ある程度戻ってくるのでは?」
かに
「それだ! それで30%を取り返せるんじゃないか!?」
シオン
「確かに外国課税控除により、幾らかは戻ってくるかもしれません。ただしその場合、別の問題が生じます」
かに
「……別?」
シオン
「JDRの配当に対して外国課税控除を行う場合は、その配当を『株式数比例配分方式』以外の方法で受け取らねばなりません」
かに
「……よー分からん」
シオン
「つまり証券口座では無く、『登録配当金受領口座方式』として、指定した金融機関で配当を受け取らねばならないのです」
かに
「じゃあ、そーすればいいだろう?」
シオン
「そして、NISA口座で国内配当課税を非課税とするには、株式数比例配分方式で受け取る必要があります」
かに
「…………ちょっと待て。まず、NISA口座でiShares米国高配当株ETF(1589)に投資する」
シオン
「はい」
かに
「で、その配当を株式数比例配分方式で受け取ると?」
シオン
「NISA口座の非課税対象になりますが、外国課税控除は受けられません。つまり海外配当課税として30%が課せられます」
かに
「と、登録配当金受領口座方式で受け取ると?」
シオン
「外国課税控除を受けられますが、NISAの非課税対象にはなりません。つまり国内配当課税として20%、さらに外国課税控除できなかった分の+αが課せられます」
かに
「どっちにしても税金が掛かるってことかいっ! ……そうなると、登録配当金受領口座方式の方がまだマシか?」
シオン
「さらに問題なのは、登録配当金受領口座方式を選択した場合、今投資している現物株の配当も、NISAの非課税対象から外れてしまうということです」
かに
「な、なにぃぃぃぃぃ!?」
アリア
「え? バラバラに選べないんですか?」
シオン
「残念ながら」
かに
「ま、待て! 証券口座を分けるってのはどうだ? 現物株をA社、iShares米国高配当株ETF(1589)はB社とかだな……」
シオン
「(首ふり)……配当金の受け取り方法は、全ての証券口座に対して一律で適用されてしまうのです」
かに
「……お、終わった(がっくり)」
セバスチャン
「つまり今のままだと、iShares米国高配当株ETF(1589)の配当には問答無用で30%の税金が掛かるってことだニャ?」
シオン
「そうなります。さらに……」
かに
「まだ何かあるのか!?」
シオン
「NISA口座には現状、10年という期限があります」
かに
「……む? では、NISA口座の期限が切れると?」
シオン
「特定口座に移し替えられて、その後からは国内外の配当課税として、合わせて44%の税金が課せられることになります」
かに
「約半分も取られるのか!?」
シオン
「海外の配当課税に対しては外国課税控除を、国内の配当課税に対しては配当控除を受けることが出来ますが……」
かに
「お? 国内の配当課税にも控除があるのか? ……いや待て。今更この話が出るってことは、どーせ大して戻らないんだろ?」
シオン
「……先輩の給金が現在の水準であれば、戻るどこか、余分に取られてしまう可能性の方が高いですね」
かに
「じゃーダメだろ!?」
シオン
「あとは、株式や投資信託の確定損と損益通算して、配当課税分を相殺する方法もあります」
かに
「……まー、現実的にはそれか。しかし面倒くさいのう」
シオン
「これら税金問題が、iShares米国高配当株ETF(1589)を紹介しなかった第三の、そして最大の理由です」
かに
「……言われて納得だわい」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



■それでも投資したいなら


かに
「しかしシオンよ。結局のところ、期待させるだけさせておいて、最後に思いっきり落とされた気分なのだが?」
セバスチャン
「何となく時間を無駄にした感じだニャ~」
アリア
「そんなの先生のせいじゃないじゃないですか。それに勉強になったでしょ?」
かに
「それはそうなのだがなぁ」
メルル
「ですがシオン様。何か他に良い手立ては無いものなのでしょうか?」
シオン
「……一つだけ、策があります」
かに
「あるのか!? だったらそれを先に言えよ!」
シオン
「実はiShares米国高配当株ETF(1589)を含むJDR扱いのiShares ETFは、大本のETFに『転換』することができるのです」
かに
「転換?」
シオン
「つまり、JDRから海外ETFに、または逆に海外ETFからJDRに出来るという訳です」
アリア
「そんなことして、何か良いことがあるんですか?」
シオン
「JDRから海外ETFに転換することで、外国配当課税が30%から10%になります」
かに
「おお、20%も節税できるではないか! なんだ、そういうことが出来るなら早くそう言ってくれ」
シオン
「……ただし」
かに
「……嫌な予感がバリ3なのだが」
シオン
「……転換に5,400円(税込)の手数料が発生します。さらに転換する際、譲渡益があれば、それに対する税金も発生します」
かに
「……海外ETFの手数料は幾らだったかな?」
メルル
「SBI証券さんですと27米ドル、現在のレートで換算しますと2,700円少々です……」
かに
「……直接、海外ETFとして買った方が良かないか? 別途でiShares米国高配当株ETF(1589)の手数料も掛かるんだろ?」
シオン
「はい。ただし転換の場合、為替手数料が掛からないことと、少額による時間分散が可能、というメリットがあります」
メルル
「あと譲渡益に関しては、NISA口座内であれば課税はされないと思いますわ」
かに
「成程……。しかし転換手数料がなぁ」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



■結論


かに
「……まあ、諸々の話を聞いた結論としては、米国に対する有力な投資手段があるってことだな」
セバスチャン
「JDRのiShares米国高配当株ETF(1589)と、大本のiShares Core High Dividend ETF(HDV)、どっちにするのかニャ?」
かに
「……NISA口座がある内は、1589を小まめに買うのも一考だと思う。30%の海外配当課税は泣く泣く受けるとして、だが」
アリア
「お金がある内にアメリカの株価が一気にガーっと下がっちゃえば、一気にガーっと買っちゃうものアリですよね?」
かに
「そうだな。ガーかどうかは兎も角」
シオン
「どちらにしても、先ほど触れた通り、米国高配当株式は魅力的な投資先です。機会があれば是非とも投資したいですね」
かに
「うむ。今は他と比べて割安な日本株に投資しつつ、米国高配当株式への投資機会を窺うとするか」




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