TOP> 経済アナリスト> アメリカがついに実質的ゼロ金利へ!
昨日はビッグイベントであるFOMCだったのですが、ここでついにアメリカは政策金利を
◇1.00% ⇒ 0.00〜0.25%
と史上最低レベルまで引き下げました。
これでもう引き下げ余地無し。アメリカはついにエースを切りました。
そしてこの引き下げで、今まで先進国で政策金利最下位だった我が日本国(0.30%)は、その座をアメリカに譲ることになったのです。
これは実に象徴的な出来事だと思われます。なぜなら、今まで金利差目的の
◇円キャリー取引
が大賑わいしていた背景は、日本円が最低金利だったからです。
しかし、今回の引き下げでドルが裁定金利となったため、これからは
◇ドルキャリー取引
が主流になる可能性が大となりました。
これはつまり、今までは
◇株高 ⇒ 円キャリー活発化 ⇒ 円安
だったのが、
◇株高 ⇒ ドルキャリー活発化 ⇒ ドル安
になるため、株高=円安という相関が崩れる事を意味します。
まあ現実には、今まで先進国第二位の裁定金利スイスフランもキャリー取引されていたので、いきなり円キャリーが途絶えるという事は無いでしょう。
しかし、今まで以上に円安が進みづらくなった事もまた事実なのです。
これは、昨日のNY市場でも既に現れ始めています。NYダウが大きく上げたというのに、ドル円は88円台に落ち込み、ユーロドルは1.36台から1.41台に大ジャンプ。ドルが独歩安状態となりました。
こうなると、国内輸出企業、つまりはトヨタなどの自動車業界はますます冷え込むんでしょうねぇ。
頼みの日銀砲も、ドル独歩安状態では効果に期待薄、どころか発動できるかどうかさえ怪しいものです。
まあ、ここはドルを売って売って売りまくってやりますよ、私は。
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