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前のページ /  次のページ  2014/09/11

JDRの税金関係まとめ

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■JDRってヤツはホントに分かりづらいぜ……


シオン
「先輩。昨日不明点として上げていた件、調査が完了しました」
かに
「……不明点?」
シオン
「JDRの、配当に関する外国税額控除の取り扱いについてです」
かに
「あー、あれか。確か配当の受け取り方法によって外国課税が変わってくるんだよな。よし、聞かせてくれい」
シオン
「はい。まず前提として、配当金の受け取りは以下3つの方法があります」

■株式数比例配分方式
 証券口座で受領する方式

■登録配当金受領口座方式
 金融機関の口座で受領する方式

■従来方式
 郵便局や、銘柄ごとに指定した金融機関で受領する方式


シオン
「JDRの場合、『株式数比例配分方式』だと外国税額控除を受けられないことは分かっていました」
かに
「確か『登録配当金受領口座方式』だと外国税額控除を受けられるんだよな?」
シオン
「はい」
セバスチャン
「そこまで分かってて、何が不明だったのかニャ?」
メルル
「『登録配当金受領口座方式』で配当を受け取った時の、以下情報が不明だったんです」

・外国税額控除を申請するのは投資家か? JDR受託者か?
・外国課税30%の内、どの程度が控除されるのか?


かに
「ふむ、これは重要だな。誰が申請するかで手間が大幅に変わってくるし、控除額はリターンに直結する」
アリア
「えーっと、この不明点が分かったってことですよね?」
シオン
「ええ。まず、外国税控除の申請はJDR受託者、つまり三菱UFJ信託銀行が行ってくれるようです」
かに
「おお! ってことは我々投資家にとっては手間いらずだな。それはポイント高いぞ」
シオン
「次に、どの程度控除されるかですが、これはどうやら国内所得税分が減算されるようです」
かに
「……むう?」
シオン
「そうですね……。まず配当に関する国内課税は、所得税15%と住民税5%で、計20%となります」
かに
「ふむ」
シオン
「次に外国税控除とは、国内と国外の所得税を二重に取られている内、国外の所得税を還付してもらう、というものです」
かに
「……まだ大丈夫だ、続けてくれ」
シオン
「個人で外国税控除を申請する場合、色々と計算を行うのですが、JDRの場合は国内所得税分の15%が控除されます」
かに
「……んー。つまり、外国課税30%の内、15%は戻ってくるということだな?」
シオン
「その通りです。つまりJDRの配当を『登録配当金受領口座方式』で受け取った場合、以下のような税金が課せられます」

・国外所得税:30-15=15%
・国内所得税:15%
・国内住民税: 5%


シオン
「国外所得税で15%引かれた後、国内所得税+国内住民税で20%引かれるので、総計で32%の税金が掛る訳ですね」
かに
「……大体のところは理解した。が、何か図とかは無いか? 出来れば他の株式や口座が一まとめになったヤツがいいのだが」
シオン
「そう来るだろうと思ったので、一覧表をメルルに作って貰いました」
かに
「おお、ナイス先見の明だ。では早速見せてくれい」
メルル
「はい。これが、各株式と口座、配当の受け取り方ごとの、配当の税率一覧表となります」


◆ 配当の税率一覧表 ◆

特定口座
NISA口座
株式数比例
(*1)
登録配当金
株式数比例
登録配当金
日本株式
外国課税
0%
0%
0%
0%
国内課税
20%
20%
0%
20%
トータル
20%
20%
0%
20%
米国株式
外国課税
10%(*2)
10%(*2)
10%
10%(*2)
国内課税
20%
20%
0%
20%
トータル
28%
28%
10%
28%
英国株式
外国課税
0%
0%
0%
0%
国内課税
20%
20%
0%
20%
トータル
20%
20%
0%
20%
JDR
外国課税
30%
15%
30%
15%
国内課税
20%
20%
0%
20%
トータル
44%
32%
30%
32%


*1 特定口座内で、配当と株式売却損との損益通算が自動で行われる。
*2 個人で外国税控除の申請が可能。人それぞれだが、約半分の5%が控除される。

かに
「ふむふむ。これを見ると、JDRに関してはNISA口座で外国課税30%をフルに取られるのが一番税負担が軽い訳だな」
セバスチャン
「それが分かっただけでも大きな収穫だニャ~」
シオン
「後は、米国株式とJDRを比べた場合、特定口座かつ『登録配当金受領口座方式』であれば、その差は4%しか無いことが分かります」
かに
「以外と少ないな。ただまあ、米国株式は別個に外国税控除が出来るようだが」
シオン
「それでも、その差は大体9%程度です。仮にHDVの配当が3%の場合、0.27%のコスト差しか生じません」
かに
「……成程。iShares米国高配当株ETFだと売買手数料や為替手数料が抑えられるから、それを考慮するとさらに差は縮まるな」
セバスチャン
「でも、NISA口座では結構差が付くニャ?」
かに
「そうだな、20%の差は……ん? 20%? NISA口座の米国株式も外国税控除すればいいだろう?」
シオン
「NISA口座では、外国税控除は出来ないんですよ。控除の元となる国内所得税がそもそも課せられませんからね」
かに
「ああそうか。そもそも外国税控除は二重課税を取り戻すためだもんな。NISA口座は二重課税にならんから控除も無いという訳だ」
シオン
「ですので差が20%となる訳ですね。この場合、配当が3%だと0.6%のコストになります」
かに
「0.6%か……。外国税控除の手間と手数料を考えると、まあ妥協できる範囲かのう」
セバスチャン
「他に気になるのは、英国株式の外国課税が0%って所だニャ」
メルル
「英国では、国外への配当金に対する税金が掛らないそうです。そのため、外国課税も0%なのだそうですわ」
かに
「ほう? ってことは、NISA口座に英国株式を入れれば、配当を100%受け取れるって訳だ。そりゃ手間も掛らずお得だのう」



☆    ☆    ☆    ☆    ☆



アリア
「えーっと、今までの話はさっぱり意味不明だったんですけど」
かに
「……相変わらず数字の話を聞かんヤツだ(呆)」
アリア
「まあまあ♪ それで、結局HDVがいいんですか? それともiShares米国高配当株ETF?」
かに
「NISA口座でiShares米国高配当株ETFかな。で、NISA期間が終わったら特定口座で『登録配当金受領口座方式』を選ぶと」
シオン
「……と、言う結論になると思いますが、実は『登録配当金受領口座方式』には一つ、問題があります」
かに
「……またか。今度は何だ?」
シオン
「『登録配当金受領口座方式』を選択すると、株式の売却損と配当の損益通算が自動で行われないのです」
かに
「…………は? 特定口座ってのはそれを自動でやってくれるはずだろう?」
シオン
「残念ながら、それは『株式数比例配分方式』を選んだ時だけなのですよ」
かに
「何故だ!?」
シオン
「おそらく、『登録配当金受領口座方式』の場合は口座に配当が振り込まれないからではないかと」
かに
「……ああそうか。口座に入らないと、損益通算することも出来んわな」
セバスチャン
「考えてみたら、実に当たり前の話だニャ」
かに
「あー、ってことは、損益通算しようと思ったら?」
シオン
「別途、確定申告する必要があるということですね」
かに
「面倒臭いのう。それでは外国税控除の手間が省けるという長所がスポイルされてしまうではないか」
シオン
「そういうことになりますね」
アリア
「……えーっと、結局どういうことです?」
かに
「……NISA口座の期限が切れた後のことも考えると、iShares米国高配当株ETFはやっぱパスという結論にせざるを得んなぁ」
シオン
「そうですね。JDRとしての制約が少々多すぎます」
アリア
「そうですか~。じゃあHDV?」
かに
「そうなるな。しかし手数料や外国税控除の手間なども考えると、もう国内株式だけで完結させちまいたい気になってきたぞ」
セバスチャン
「面倒くさがってちゃ銭の花は咲かないニャ~」
かに
「とは言ってもな……。配当戦略を国内株式で完結させて、海外株式を他の戦略で……(ぶつぶつ)」




アリア




「自分の殻に閉じこもっちゃいましたね」
メルル
「何か良い方法が見つかればいいのですが……」
シオン
「……私の方でも、何か考えてみましょうか」




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